新しい病院へ行く日。 

予約をした当初は1か月後の予約しか空いておらず・・・


ケアマネさんから病院にも連絡して頂けたようで
少しでも早く、とのことで予約の空いた日に入れて頂きました。


少しだけですが診て頂ける日が早くなりました。



母はどうしようか。


「新しい病院一緒に行く?」と聞くと
「行ってみる。私も話し聞くわ。」と、珍しく前向き。



当日。

母の姿を約1か月ぶりくらいで見て

父「お母さん居てるやん。」と一言。

私「今日は外出できてるだけ。また病院戻るよ。」

父「ふーん。」


やっぱり入院している(実際には私の家に居てる。)ことがわかってない様子。


私「ちょっと出かける準備して。病院行って欲しいねん。」


母が居ることで安心したのか、素直に着替えて準備をする父。
後から考えると、この時点では母の病院に行くものと思っていたのかも知れません。


マンションのエレベーター内。


父「どこ行くん。」



あれ?もう病院行くこと忘れちゃった?5分くらい前の話しですけど
と、思いつつも


私「病院。」


父「はぁぁぁ???病院なんか行かへんで!!」
 「どこも悪くない!行っても一緒や!!」と母に怒鳴り散らします。


・・・答えたの私ですけど。


エレベーターの密室で大声出すなよ、うるさいわ。
と、思いながら


私「前の病院じゃない。
 女の先生が居る病院に変わるって話したやろ。
 何回も病院変わるでって話したやん。
 昨日の夜も明日の朝は出かけんといてやって話して帰ったやろ?」


と、話すと。


父「ふーん。」


え?納得?
女の先生が効いてんの?

でもまぁいいや。素直に行ってくれるなら何でも。


でもタクシーに乗るまでの数分、何度も「やめとくわ。」

と言い出し、

その度に母に「行かれなあかんって。」と言われ、反論に怒鳴ったり・・・


行くまでにぐったり。



新しい病院は
私たちの前で認知症のテストをせず、別室でするよう。

その間、私と母が父の様子を話しをしました。


母「入院とかできないもんですか?」

先生「お母さんが娘さんの家に逃げれるので今の状態では難しいです。」


とのこと。


生活は私が食事を運ぶことでまだ成り立ってるしね・・・


・・・しんどいけど。


認知症のテストの結果は前より下がってると言われました。
(なぜかぼんやりしてて点数聞きそびれ)



結果、
血圧の薬とメマンチン塩酸塩錠5mgからスタート。


何か変わるだろうか。


でも前の病院より、きちんと話を聞いてくれて気分的にはすごく楽でした。


前は話はほぼ聞いてくれない、
病気だから諦めて付き合うしかないと言われてたから。






----つづく。






にほんブログ村 介護ブログ レビー小体型認知症へ
にほんブログ村



認知症ランキング